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小春日和vol.678 日常と非日常

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受験当日の朝
都立入試に向かう娘を車で最寄りの駅まで車で送った。
助手席で見ているカードは、昨年の夏に一緒に本屋で選んだ日本史参考書の一問一答付録だった。
買ってすぐにいらないからと切り抜きもせず捨てようとしていたので
試験の直前とかに手に取ると良いよと言いながら、代わりに作ってタンスにしまって置いた。
それを1ヶ月前から手に取っているのは知っていた。
当日の朝に手に取ってくれたのは嬉しかった。
「アドバイスとは、数年後にわかる事を言うべき」という多分落合監督の言葉を思い出した。

そして、受験当日まで1年くらいだろうか、受験生を中心にピリピリした空気が張り巡らされていた入江家では、それが日常だった。いつか終わるだろうとはわかっていたので非日常のはずなのだけれど、
見守るだけで自分でチャレンジしていない応援団にとってはこの緊張感の毎日が日常と化していた。



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受験翌日の週末
受験が終わり、友達に渡すためにお菓子を笑顔で何種類ものお菓子を作っていた。
緊張感から解放した表情で。

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緊張感から解き放たれたのは、親や妹も一緒で家族も受験が終わったと感じた。
それは、久しぶりに入江家に日常が戻ったのだと思った。
まだ発表までに時間があるけれど、試験は終わり張り詰めた空気は無くなった。

ここまで書いて、実はこの1年間だって貴重な日常の中に暮らしていたと思い直した。
娘の身体をいたわり足をマッサージしたり車で塾まで送り向かいしたりこんなにも
娘のためにという日常はなかなか無い事だった。
しかも父親を頼ってくれることも嬉しかったのは間違いない。
この1年間は非日常と呼ぶには勿体無い、父親にとって貴重な非日常だった。

小春日和vol.677 小春の受験に際して思うこと

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まず、同じ地域でも高校の選び方や内申やら受験方法のシステムが違う。学校の数と受験生の数が違う。

それなのに、父も母も「パパの頃は〜」「ママの頃は〜」と進学できたというだけで先輩面して武勇伝のように畳み掛けるように話してしまう。これは、今の受験事情を学校でも塾でも、耳がタコになるくらい聞かされている本人にとってはうるさい以外の何物でもない。錆びた古臭い情報でしかない。

冷静に振り返ってみると、父も母も武勇伝の様に話せる内容でもない高校受験体験者であった。しかも、大学受験のモチベーションや体験と混同してしまっていて、高校受験体験の事を話しているかどうかも自分たちでもよくわかっていないのが現状。そんな話は、混乱と苛立ちを招くしかないだろう。

色々な気持ちは置いておいて、人生の中でチャレンジしたい事がある充実した時期を親として焦りながらも見守ってやりたい。

僕の高校受験の目標は、とにかくサッカーの強い高校に行きたい

         ↓

けれど坊主は嫌(当時、私立の大半が1年坊主だったが、今は絶滅してる?)

          ↓

そして1年がボール拾いは嫌(都立は人数が少ないから出れるかも)
自分の学力にあった都立は、夜間もある二部制で、進学校。
学校見学の説明で部活が17時半までで、野球部とグラウンドを半々で使うと言われたことで物足りないと思ってしまいった。(部活の時間きいてなかったら行ってたかもなあ。今思えば効率的に行えば1時間半の方がよかったのかも)
ランクを4つ下げて、その年に都大会でベスト16に入った都立高校に進学した。
願書を出す寸前まで、塾の先生や母親に反対され、実力のあった高校に行かせたかった母親は、1日家出をした。
結果的には、高校3年間サッカー部でレギュラーで試合に出続けられたのでよかった。
今でも、同じ部活だった同級生と同じ草サッカーチームに入っていたりする。自分の決断に責任を持てた事は良い経験だった。

奥さんは、修学旅行で沖縄に行きたいという理由で、ランクを一つ下げての高校受験。当時担任の先生が家に訪問しランクのあった高校への進学を説得された。
「何でそんなに△△高校が良いんだ?」の問いに本当の気持ちは隠して、
頑なに「自由な校風。(修学旅行が沖縄旅行だから)」
「行ってみたら違ったと思うかもしれないぞ!」
「自由な校風。(沖縄行きたい!)」を繰り返し押し切った。
結果、高校3年間楽しかったとのこと。
今でも、1年に1度は数人で集まる高校の同級生がいるので良かったと。

1月の下旬に家の近くで「だるま市」という大掛かりなお祭りが毎年あり、寒雨の中、少6の妹は、放課後急いで神社へ向かった。目当ては、仲見世のいちご飴とカリカリポテト。お姉ちゃんの為に合格祈願のだるまを買う使命を担う。雨の為、だるま屋さんが早仕舞いしてしまいほとんどの店がいなくなった中、毎年同じ大きさの4号を求めて、数少ない店の人が残っていただるま屋さんに声をかける。
「お姉ちゃんが受験なんです。」と。
「2500円で買えるだるまはありますか?」
「4号(2500円)は売れちゃったなあ。一回りでっかくなっちゃう5号ならあるんだけどねえ。」
「それ2500円で買えますか?」と言うと
「じゃあ、これ2500円ね」と持ってきた古いだるまと交換で袋に入れてくれたそうで。「合格祈願お願いします」と口上までお願いしたという。
「じゃあ一発で合格した方がいいもんね。お姉ちゃんの一発合格を願ってよーポン」姉は妹に感謝してるんだかしてないんだかニヤニヤしながら、志望校合格の願掛けをしながら左眼を入れていました。
妹は、「小春ちゃんが合格したら〇〇高校の文化祭に行く」と受験の応援だかなんだか未来のある言葉をかける。

小春日和vol.676 冬休みの正しい持て余しかた。

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今年の小学校の冬休みは、11連休だった。
年末年始は、友人も帰省などで忙しく持て余し気味の小6。

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ぬいぐるみを投げてから、すぐに手を組んで写真を撮ってもらうという遊びに熱中していた。
それに付き合える程、今年の冬休みは父親もゆっくりできた。

小春日和vol.675 下駄箱の大掃除

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高校受験の姉は、冬季講習真っ只中。それ以外のメンバーで大掃除中。
妹は、下駄箱の掃除担当。全ての靴を出して下駄箱を掃除。
写真を撮っていると、ロナウドのお面持ってきてと。なんの為かはよくわからなかったが
面白そうなので、すぐに渡す。

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ロナウドが我が家の掃除をしてくれている気分になり、見る度におかしかった。

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ロナウドのお面で働いている姿は遠巻きに見ると本物がニコニコしながら靴箱整理をしてくれていると妄想してはニヤニヤしてしまう。今でも思い出す度に、ニヤける。


小春日和vol.674 おうち、カフェ見習い

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浅草橋ルーサイトギャラリーでのグループ展「おうち、」最終日も満員御礼でした。

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入江家本「ひまのつめあわせ」の自動販売機の中の人も稼働。

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小春も一度だけ見習い自動販売機

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自動販売機の合間は、企画展中2階は、ギャラリーカフェ。隅田川を眺めながら
美味しい季節限定のタルトとケーキ。今回は、りんごケーキ。
小春と夏乃に暇を持て余さないように、オーナーの計らいで手伝いをさせてもらう。

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二人とも堂々とメニューを聞きに行き

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コーヒーを運ぶ。

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休憩は、差し入れのタピオカミルクティー

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二人は、自分は何人分運んだと競うように注文を運んでいた。

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二つのバナナオレを一つずつ分けて運ぶ。

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急な階段も見ている親の方がビクビクしてしまうが

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ギャラリーのスタッフは子供扱いせずに二人に任せてくれる。
責任ある仕事を与えてくれるのは、なかなか出来ないことだと思う。
それを二人も分かって行く前から楽しみにしていた。
なかなか出来ない体験を二人にさせてもらえてありがとうございました。
小春が1歳の時に始まった「おうち、」あの頃、立って歩くのがやっとだった赤ちゃんが
お盆を持って急な階段をコーヒー持って運ぶなんて。夏乃なんて生まれる前だったのに運んでる。

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親が出展者として参加させていただいている企画展で、
子供達の活躍を学芸会や体育祭のような気持ちで見させていただきました。
今朝も、次女夏乃がコーヒーをいれてくれた。

おうちにあったら楽しいもの並べてみました。
みる たのしみ
さわる たのしみ
つかう たのしみ
おかえりには わくわくをいっしょに

7回目おうち、終了しました。


奥さんが見たカフェで働く娘たちを描いています。
フクダカヨ 絵日記「よそでよく働く娘たち」
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