七五三撮影での下見と小さな偶然と
谷保天満宮での七五三撮影。
お母さんが独身の時からブログを見てくださっているご家族の撮影。
ブログを見てくださっていた時期から、写真を依頼してくださる時間が長ければ長いほど嬉しい。
そんな前から、いつか自分に撮って欲しい思っていただけていたことが嬉しい。
いつも通りに、待ち合わせまで少し前に境内を1周ぐるりと回って撮影場所のロケハンをする。
以前訪れたことがあるので、雰囲気はわかっていたので、人の混み具合と流れを中心に確認した。
鶏が放し飼いされているので、一緒に撮りたいと言うかなと群生する場所も一応確認。
鶏が放し飼いされているので、一緒に撮りたいと言うかなと群生する場所も一応確認。
本堂の周りは、ご祈祷を待つ人でごった返していたので、
人の流れを予測して、集合写真の場所とタイミングを考えながら撮影しようと決めてから
待ち合わせ場所に向かう。
本人と両親と両祖母も参拝。主役は、本当に甘え上手で
お母さんの所から、皆の隣にいつの間にかいて、
話しかけたり手を繋いだり寄っかかったりする。
親類ではないけれど、あんな甘えられかたをされたら
嬉しいだろうなと思いながら本堂に向かいながら撮影。
母の手を握りながら、境内を進む。
祖母に体を預けながら、父に靴を履き替えさせてもらう。
祖母に抱っこしてもらい牛の鼻を撫でる。
順番を待つ間に、本堂の前で集合写真を撮影をするが、人が多い中だったこともあり、
一旦中止し、祈祷を後にする事に決める。この判断が吉と出るか凶と出るかは賭けなのだけれど
祈祷の順番を待つ間、主役が飽きることもなく興味津々で色々なものに近づいて見ているのに助けれる。
皆に愛されている子は安心して好奇心を発揮できると思う。
千歳飴を確認。父は丁寧に読み方を教えてあげる。
真横は、人で溢れているが少し横に移るだけでスッキリした背景に凛々しく撮れる。
祈祷中は、撮影できないので外で待つのだが、この時間が大事で下見と合わせてもう一度どこか良い撮影場所は無いかをぐるっと回る。太陽の位置も時間とともに変わるので目星を付けた場所が変更することも多い。今回は、本堂の脇がタイムスリップしたかのような素敵な場所があり、写真を撮る他の家族と次の祈祷の順番を待つ家族とでごった返す本堂前を通り抜け脇で5分ほど撮影する。
5分後に戻った本堂はエアポケットのごとく人がいなくなる。時間を開ける見立てがこんなにも上手くいったと心の中で、ガッツポーズをしたくなるほど興奮した。しかも本堂の中に神主さんが
阿吽のごとく立ってくれている。
境内の帰り道に待ったり追いかけたりしないで、
鶏とも撮影できた。下見の時には鶏の群れが少し奥まった所にいたので
これも、自分の中では小さな偶然に出会えたと思った。
最後もおじいちゃんにおんぶしてもらい一枚。
背中に孫を感じる表情がとても良いです。
境内を下見してイメージした通りのタイミングで
撮影が行えました。タイミングと撮影場所を見立てたり、直前でやめたりということが全て上手くいき
自分にとっては小さい偶然が重なって良い写真を撮ることができました。
子を思う親と孫を思う祖父母の優しい視線があり、雰囲気作りに気を使わなくて良かったので
撮影のタイミングに集中できたことは大きかったです。
子を思う親と孫を思う祖父母の優しい視線があり、雰囲気作りに気を使わなくて良かったので
撮影のタイミングに集中できたことは大きかったです。
コメント
コメント一覧 (3)
今回実現してほんとうによかったと思っています。
混雑している境内で私たち家族の幸せ感が100%表現されている写真の数々、
見ながら読みながら涙が出てきました。
あの時間がよみがえってきて
そしてこの思い出はこの子が大きくなるまでずっと
家族の心の中に残り続けます。
ありがとうございます。
そして 来年 木のおうちまで出張よろしくおねがいします(笑)
先日は、撮影合間に話せば話すほど共通の知り合いや共通の事がたくさんあり驚かされました。是非是非、お家での撮影も楽しみにしています。