小春日和vol.605 高野山 宿坊体験
- カテゴリ:
- 小春日和
「高野山」空海が作った山の上の宗教都市、まあなかなか行けないなあと思っていたが、
高野山の近くで家族写真のご依頼があり、これはもう高野山に泊まるしかないと
家族で金沢から家に帰る帰路に車で和歌山へそして高野山の大門。
高野山のもたらすさわやかな笑顔。姉妹2人で並ぶと最近は、悲しいかなお姉ちゃんは思春期ど真ん中で笑顔なんてほど遠い表情で写るのに、今日は、高野山では、はじけるようなスマイル。
大門から一番近いまんじゅう屋さんの力餅を食べる三人。縦は、4kmの長細い町なので
一度は、自粛したが、また来れるかはわからないと考え直し購入していた。
奇跡のふたりブランコ。これまたはじける爽やかな笑顔。
旅は、家よりも楽しみの選択肢とやらなくては行けない事が狭まるので、
家族、姉妹の中で楽しみのやりくりをしなくてはいけないので
必然的に距離は縮まる。
壇上伽藍の中門の四天王像。木彫りと石像が背中合わせというなかなか見ない組み合わせなのではないかなあ。
東塔にて。
根本大塔。皆で入ろうと思い入り口に歩を進めると、小春は疲れて座りたいとベンチで休憩。
巨大な朱色(根本大塔)は、48.5mだそうで。
待っている小春をスキップで呼びに行く、どこまでもお姉ちゃんが好きな夏乃。
観光客の行き交う境内で時々、修行のお坊さんが祈りを捧げている。
経を唱えているお坊さんの横を通り過ぎる。
道の曲がり方も絶妙で、隠れる事で景色に深みが現れる。
時代とともに道の材質などが変わっているが、
山の上なので往来する乗り物が少ないので
歩きやすさは普遍的何だと思う。
宿坊は、恵光院に泊まる。玄関から続く長廊下。
屋根の造りは、目を引くほどの宮大工の仕事。
廊下の先の階段の天井は、あまり見覚えの無い曲げ木の造り。
1200年お客を迎え入れてきたお寺は、悠然としている。
陰影をとらえようとすると、人は影に同化する。
精進料理は、ふすまで仕切られた家族だけのゆったしりた空間でいただきました。
子どもには、不評でしたが、お膳で食べるのはイベントとして楽しかったようです。
コメント