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2005年09月

小春日和vol.28 初めてのごはん

カテゴリ:
初めておっぱい以外のものを口にするので、警戒心で心ここにあらずrinyuu1


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いざ口に入れてみて、びっくり
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食べてみたら案外美味しくて、二口目以降は自分から進んで口を近づけてきた。
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「wedge」小川浩子展

カテゴリ:
wedge hiroko ogawa exhibition 2005 8.29-9.3Gallery Q


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8月29日に彫刻家の小川浩子さんの個展で作品撮りをした。
ブログを見て、頼んで下さったので作品も会場で初めて見た。
彫刻と言っても幅広いのでどんな作品なのかわからないのは少し不安だったけれど
ブログの写真を見て頼んでくれたのでまあなんとか撮れるだろうと思っていた。

会場に入り、作品を一見して、本人には失礼なのだけれど
最初の印象は古木を寄せ集めただけのものだと思ってしまった。
しかし、見れば見るほど発見があり、ぬくもりを感じられる作品だった。
見ている間に形を変えて、心の中で育っていくようだった。
たぶん、今回の個展で本人の次に作品と向かい合ったと自負している。
ファインダー越しではあるが全身全霊で作品を感じ取ったと思う。
彫刻を撮りながら、アフリカのアートを思い出した。
アフリカでは近年までアートという概念がなく、生活の一部に芸術活動が当たり前の様にあった。
アフリカのベニン王国では、生活必需品に身近な動物や人の彫刻が彫ってある。
例えば、木の枕にチーターとか。全てのものに魂とか精霊が宿っているという考えからくるという。
もちろん小川さんの彫刻は純粋な彫刻なのだけれど、
生活道具に何かが宿っている様なそんな感じを受けるものだった。
それが軽やかでいて、また深くもある。そんな印象を受けた。

今日、出来た写真をお渡ししたのだけれど、渡すのが勿体ないと思うくらい良い出来だった。
僕は、そこにあるものをありのままに写すので、勿体ないと思わせたのは彫刻自体の力だと思う。
「想像以上に良い写真」と言ってもらえた。

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