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2004年12月

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12月28日の朝日新聞の夕刊「世界の中の日本人の顔」という 椎名誠さんの寄稿文を読んだ。
全体を通して共感を受けたのだけれど、特に次の一文にははっとさせられた。

「バリ島で朝方、川に花を流し、大地に頭をつけて祈っている貧しい老婆を、化粧品とアクセサリーの鎧をまとったような太ったアメリカ人の旅行団が不思議な動物に出会ったようにしてぽかんと突っ立って見ていた。文化度の差に貧富は作用しない、というようなことを感じた瞬間だった」

日本では、バリの人のような生活がすたれ、暗黙でこのアメリカ人側の生活が良い生活とされていると思う。
僕にも多少は当てはまる。

ただ、少しだけ文化度の高い人たちに触れる機会があったので、
その文化度をないがしろにはしていないと思う。

イギリスに留学していた時、
お金はないけど、ただただ自分の時間だけがそこにあるという状況がシンプルだけど
とても充実したものだった。ただ、カメラ片手に一日中街を練り歩いたり
包丁がないからたまねぎを皮剥き機でスライスしたり
1日に7通も手紙を書いたり。

イタリアの友人の家に何度か遊びに行っているのだけれど、
友人の親戚が老若男女を問わず、ボードゲームに夢中になっている中に
僕も混ぜてくれた事。大人が子どもに対して手を抜かない。
また、村のクリスマスミサは町中の人が家で家族と食事を済ませて歩いて教会に集まり
立ち見までして、おごそかに神父さんの話に耳を傾ける。
(内容は、今日だけじゃなくて教会は365日開いてますからいつでも来てくださいと批判めいたものだったけど)
そのシンプルな事がとても楽しいし、充実したものだった。

充実感はお金だけでは買えないと思った。

この文化度というのは、お金よりも時間や人を大切にすることで育まれるものだと思う。
今、多少のお金があって時間もあって家族が増えたりしてとても充実した生活が送れている。
来年も淡々といつもどおりに生活を送っていきたいと思う。


雪の大晦日 

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今年はとても乾燥しているので、
小春の鼻水がカチカチに固まってかわいそうだったし、
風邪の予防にもなるというで、加湿器を買い
それが昨日届きました。
最新機種だからかなにやら、湿度を感じて
乾燥していると声で知らせてくれるらしい。
今日スイッチを入れたまま、窓を開けて掃除機をかけていると
どこからかか細い声がしてきた。
掃除機を止めてみると、
「非常に乾燥しています!」
「非常に乾燥しています!」と
加湿器からのお知らせ。
とても真面目に仕事をなさっているのですが、窓の外からの空気も含んでしまいましたので、
相手は地球ですからね。
あなたではとても太刀打ち出来ないくらいの規模だと思います。
でも、これからもよろしくね。

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奥さんのホームページ
「フクダカヨ絵日記」が12月13日のココログブックスコンテストの2次審査を通過しまして
最終候補に選出されました。
大賞に選ばれると副賞でサイトがそのまま出版されるという特典つきのコンテストです。
1000を超える応募の中から14個に絞られた中にありました。
僕も応募しとけばよかった。

1月22日には受賞パーティーがあり、
小春と3人で行く予定なので、
もしも会場で会ってくださる方や興味のある方は
ココログブックスの応募フォームから予約してみてください。
参加料は1000円で、立食パーティー形式のようです。

詳細はこちらをご覧下さい。
   ↓
http://enikki.cocolog-nifty.com/enikki/2004/10/post_4.html

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小春は、最近部屋の中の色々なものをじーっと見るのが楽しくてしょうがない様子。
自分の手でさえ5分くらい眺めている時がある。
前に読んだ育児書によると、「この時期の赤ちゃんは自分に手や足がある事に気づく」と。
その発見ってどんな気持ちなんだろうって考えても想像がつかないくらいの大発見なんだろうな。

小春を見ていると、どうやら気になるものが決まっているようで
天井と写真と本棚の背表紙は良くみる。
特に、背表紙は腕の中でのけ反ってまで見ている。
「本を好きな子になるのかなあ?」なんて話しているんだけど。
背表紙好きな子にならないか心配だ。
大きくなって、本屋に行って本は開かないで、背表紙ばかり見る人になったらどうしよう。
それはそれでおもしろいか。


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先日、後輩4人が小春に会いに来てくれた。

事前にメールで「デザートなどを手みやげに考えてくれていたら、
ただいま、奥さんは母乳の関係でカロリーの高いお菓子や果物など甘いもの全般が禁止なので、
手みやげは持たないで来てね」と打ってから
少しちょっとだけ欲が出て、
「明日来る時に、ペリエを買って来てもらえるとうれしいです。」と4人に同時に送った。

奥さんは、妊娠してからお酒は飲まなくなっていて
代わりにシュワっとする炭酸水を好んで飲んでいる。
でも、ペリエは水としては高いのでなかなか日常的には買えないけど、手みやげとしては手頃なものかなと。
「2、3本缶で持って来てくれたらいいね。」と奥さんと話してると
メールが次々と帰って来た。

ーどのくらいですか?
ー1、2本おねがいします。

とまあ一人目は普通のやりとり。
次に来たのが

ー了解ガスとか入ってないやつでいいですよね。
ー入ってない方があったらお願いします。

とお決まりの冗談。

そして
ーペリエって水ですよね?了解しました。
(本気かなあ?)

さらに、4人目も
ーペリエってお水でしたっけ?どのくらいいりますか?
ーはい水です。1、2本でおねがいします。

3人目と4人目は本気だったらしい。
僕は、ペリエは世界の共通語だと思ってしまっていましたけど
説明はちゃんとしないといけませんね。
でも当日、みんな750mlの瓶を買って来てくれました。
ありがとう。
そんな後輩たちが僕は大好きです。

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