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Hida

肥田舜太郎さんは、現在94歳。日本の医師、医学博士。広島市への原子爆弾投下により自身が被爆しつつ、直後から被爆者救援・治療にあたった。以来被爆者に寄り添いながら診察を続け、被爆の実相を語りつつ核兵器廃絶を訴えている。2011年3月の福島第一原発事故後、放射線の健康影響について発言している。(ウィッキペディアより抜粋)

以下講演会より

「放射能に被爆した人が
健康ですごすために自信を持って言える事が一つだけある。
「あなたの命の主役はあなた。
 医者でも政府でもない。
今まで生きてきた中で、免疫力はそれぞれに持っている。
それを発揮できるのは健康な身体だけ。
親からもらった健康な命を健康に保って生きる。
あなたががんばればできる。」

人間が行う事は、寝る
        食べる
        排泄
        働く
        遊ぶ
        sex
以上の6つだけ。これらを健康に行う事が大切。
これらを不健康にすることは、ゆっくりとした自殺だと思う。

早起きして十分な時間を朝ご飯にあてる。
そして米は30回噛む。

日本で昔から正しい生活と言われてきた生活をすれば
自分の健康な命を保つ事になる。

それを親が実践すれば、子どもがその生活を真似る。
そのことが子どもを守る事になる。

それしか放射能と戦う道はない。

日本で暮らす人は、内部被爆をしていると開き直る。
被爆した人は免疫が落ちているから、がんが一番怖い。
これからはがんを発病させないようにするという勝負。
健康を守っていく理想的な生活を保っていく。
これ以外の方法はない。

食材に関しては、これが良いあれが悪いという選び方は
大して意味がない。
一番大切なのは、食べ方。
昔から日本人の中で経験的に良いという食事をする。
それは日本人の身体に一番合っている。
そして規則正しい時間に食べる。
笑顔の食事。
けんかしているような食事はなし。
つらいことがあっても
家族が顔を合わせる食卓では笑顔で楽しく食べることが大切」







講演会を家族で聞きに行きました。
原爆を体験して知っている医者は自分ひとりきりだと
言いながら、冷静に当時のことを話すその顔が
穏やかで穏やかで
悲惨な話を聞いている事を忘れるくらい穏やかで

それから60年以上被爆した方に寄り添い治療をしてきた
経験から、原発事故以降の生き方を話してくれました。
それは、皆が知っている当たり前の普通の家族生活を営む事。
一応昨日から始めた。