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Milano 2001

今年のカレンダーの2月に使った写真。
ミラノのスフォルツェスコ城の散歩道。

写真を見て「良い写真だ」と思う時には理由は入らないと思う。
感覚でなんとなくで良いと思う。
逆に写真を撮ろうと思う瞬間には色々な理由がある。
ただそれはその瞬間には強く思っても、後で見たらほぼ動機は忘れている。
だから、あとでなんで撮ろうと思ったのか自分で考えるのは楽しい。
この写真は二人組の後ろを歩いていたら横から形の良い自転車に乗ったおじさんが近づいてきたから
被写体が重ならないギリギリのところでシャッターを押したのだと思う。
それともう一つ理由として考えられるのは、円がバランスよくいくつかあったからだと思う。
自転車の2つの車輪の円と手前の道と芝生の境の円と背景の円柱型の建物。
そこには計算などない偶然の配置で、シャッターを押す時も心地よいからという感覚的に決めているのだけど、
確かに良い写真というのは、偶然でも同じ型のものが配置されていたり、
構図がすっきりしていて説明がつくとか何かしらの理由がある。
それは、良い絵とも共通する事だと思う。
構図を寝る油絵でもやはり幾何学模様は計算されて組み込まれている。
どんなに考え抜いた作品ても、瞬時に浮かんだ作品でも、
結果的に、何となく良いなあと思える作品がその人にとって良い作品なんだろう。