神前婚礼賛
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角隠し
2005.12
結婚式の撮影を頼まれ、昨年の12月に秋田に行った。
2人とも東京の方に住んでいるのだけれど、
実家のある秋田で結婚披露宴をされるとのこと。
僕は、神奈川に住んでいるのですが、遠い依頼はそれだけで嬉しかったです。
全国津々浦々どこへでも行きます。
神前式を撮影したのは初めてでした。
神道信者ではないのですが、神前式は背筋のピンと延びる様な感じでした。
そこにいる全ての人たちが浮き足立っていない荘厳な雰囲気とでした。
初めてなのでどこに位置すれば一番良いのかわかりませんでしたが、
その分動き回らず撮影に集中する事が出来ました。
日本人のくせにこんなこと言うのは変ですけど、
日本の結婚式を満喫させて頂きました。
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しかも私の新居で、かつ、私も新しく氏子となる主人の地元の
由緒正しき神社での挙式でした。
本当の神社で、ホンモノの宮司さんに本式の挙式をお願いしたので
挙式中の撮影は一切禁止。(本殿に挙がる前までと、退出後は撮影OK)
挙式の前、最低3日間は精進を心がけ(肉食等の禁止)、
誓詞(誓いの言葉)も主人が一言一句を自分で考え、
しかも神社から頂いた和紙に毛筆で人文字ずつ手書きし、
三三九度も、本当に新郎新婦で各3回ずつという
大変たいへん貴重な体験をさせていただきました。
すごく気持ちも引き締まり、緊張もしましたが、
その分、大変充実した「私たちならでは」の挙式を
挙げることができ、本当に本当に一生の宝となる
良い思い出となりました。
ホント良いですよー、神前結婚式。
ちなみに、白無垢を借りた所に専属だったカメラマンは
入江さんと違って大変技術の乏しいお方(ほとんど素人)で、
あの時、まだ入江さんや御家族の方々と出会えていなかったことが
大変残念です。
「一文字」のつもりが「人文字」になっとったー。
わー恥ずかしい。訂正しておいて下さいませ。
それにしてもすごく素敵な式ですね。
着物に着替えた私を見て、父が言った一言
「なんだお前!着物は白だろうよ!何で黒着てるんだ!」でした。
私は黒引振袖をきていたのです。
あの父の顔、忘れませんねw
式では・・・
あの緊張感のある空間での誓いの詞。
それまで一言も発しないでいたので
「ちかいのことば!!!!」と旦那は声を張りすぎてしまいました。
「え?」と旦那の顔を見たら超真剣でした。
ちょっと思い出しはじめたら色々でてきますね。どれもこれもいい思い出です♪
そう言えば誓いの詞の中に「神の御心のままに・・・」って書いたことを思い出しました。
初心を思い出して丁寧に過ごさなきゃいけませんね~。
ちょうど今日は結婚記念日です。(3年目突入~)
由緒正しい神社での式というのもいいですよね。
僕の兄も鎌倉宮という由緒正しい神社でやりました。
とても良い式でした。
三三九度やお祓いをしてもらっている時の、沈黙が好きです。
神前式は写真を撮るような雰囲気ではないですよね。
仕事だから撮りますけど。
えりさんへ
結婚記念日おめでとうございます。
あの独特の緊張感のある沈黙の中での第一声は旦那さんも緊張したのでしょうね。
カメラのシャッターを押すのにも勇気がいります。
「人文字」といえば、カヨさんなら出来るかも?!(笑)
あの年賀状のような素敵な「絵文字」で誓いの言葉が書いてあったら、絶対ふきだしてしまって読めないと思います。でも、それもきっと良い思い出になりそうですけどねー。
ちなみに、うちは「天祖(てんそ)神社」(亀戸天神の近く)という、戦前からある神社で挙げました。