カテゴリ:
houji
2005.5 東京

先月、法事があった。
親戚というのは不思議な集団だ。
親子と兄弟が複雑に混じり合って作られた集団。
一つの確固たる目的を共有していないので、あまりまとまりはない。
あっちでもこっちでも勝手な事を言う。
母が妹の顔になったり、兄弟喧嘩が起きたりする。(冷戦を含む)

法事の後の会食で僕はいとこの次男次女の円卓に座った。
近況報告が終わると、卓から卓へビール瓶を持って移動し始める人が出る。
僕の座る卓はというと、誰一人自分からは立たない。
なぜなら、それが次男次女だから。
いつでも親戚が集まる席では兄の後ろに付いてくだけの存在だった。
必要な挨拶は気がつくと兄がしてくれていたものだった。
遠くの席では兄が輪の中心にいるのが見えた。
さすが兄ちゃん!