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昨年の秋に友人が参加したワークショップに
革作家さんが靴を出展しているというので見に行くと、
オーダーメードで靴を作ってくれるという。
早速僕も、革のサンダルを作ってもらうことにした。
手作りなので手元に届くまでに3ヶ月ほどかかったが、
とても気に入って履いている。

最近、既製品の革の財布が破れてきた。
とてもなじんで使いやすかったけど、
店を回って新しいのをさがした。
でも、しっくりいくのが見つからず何件目かで、
ふっと革作家の相馬紳一郎さんの事を思い出した。
家に帰って早速電話して、
「既製品なんだけど、使いやすいのでこれをベースに財布をオーダーしてくれないか」という
旨を説明した。
そうすると、
「偶然なんだけど、明日から代官山の無垢里で展示会をやるから、
もし会期中に来れそうだったら財布を持って来てください」と言った。
僕は、前回のワークショップの時に撮らせてもらった写真も手渡ししたかったし、
次の日に行った。
相も変わらず、独特の間で、僕の意向を聞きながら、
さらさらと財布のイメージをスケッチした。
まさにこんなんが欲しかったという絵になっていた。
革の端ってあまり、使われないでごみになることが多いらしい。
隙間産業的なんだと。
作り手の顔が見えるというのは素敵なことだと思う。
反対に、買い手の顔が見えるというのも良いことだと思う。
10月に財布が届くのが楽しみだ。