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今日結婚式の撮影の仕事で八王子の日本閣に行った。
いつも撮影のときは遅刻しないように行くので一時間から一時間半前には着く。
時間は余るから必然的に時間を潰すために会場を歩くのだが、この一見無駄のようなこの時間が僕にとっては大切な時間であるただぶらぶら歩く時間がその場所の空間や空気に慣れるためにひつようである
。どこか初めて行った土地でも、この慣れる時間があると日毎に撮るものが自ずとやってくる。
これは撮っている時の気持ちだけのことで、日毎に写真も良くなるかというとそうではない。街に慣れようと必死で街に向かっている最初の頃にだって良い写真は撮れている。
カメラもフィルムもいつだって変わらないのであって、変わるのはそれを使う人の心であるのだろう。