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よほどの専門的な写真の為でなければ、大抵のカメラは基本的に写す事ができる。
難しいことは考えず、服を選ぶ様な気楽な感覚でカメラだって選んでいいと思う。
カメラと長く付き合うために見た目が自分好みかどうかは重要。まずもってみて手になじむかどうか試してみる。大きすぎても、小さすぎてもダメで、片手でつかんだとき、両手でしっかりと持った時の感触を色々と比べてみる。
シャッターは自分の指で無理なく押せるかがポイントとなる。シャッターにも個性があるので、すぐにまたシャッター音を聞きたくなるようなものがいい。
知識豊富なカメラ店の店員の人のアドバイスも参考程度に聞くのは良いけれど、店員の人にはその人なりの好みがあって、それは自分の好みではない。
ときに知識や情報が判断を誤らせることがある。カメラ選びも例外ではなく、僕も評判の良いカメラを買って失敗した事がある。いつも使っているのはAE-1という2万円くらいのカメラなのだが、F-1という高級機種が雑誌などで不朽の名品などと紹介されていて、良いカメラという先入観をもち、あまり試さずに買ってしまった。F-1は良いカメラには間違いないのだけれど、自分にとって使いやすかったり心地よかったりするのはAE-1のほうだった。飾るためでなく使うためのカメラ選びには外見、型、重さ、シャッター音など単純に愛着がわくかどうかが重要。

カメラは心地よさで選んで良いと僕は思う。